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「…ったく、なんだってこんなコトになったんだか…。 」
「…それはこっちの台詞だ。 」
「んだよ、俺だって好きでこんなコトやってんじゃねぇんだぜ。 」
「当たり前だ。 俺だってこんなコトをしたいわけがないだろう。 こんなことばかげている。
他所の科の制服など着たって、別になにがどうなるわけでもないだろうに、よりによってどうして土浦の制服なんだ。 」
「俺だっておまえの制服なんざ借りたかねぇよ！
大体、俺に音楽科のひらひらのタイが似合うわけがないだろうが！
…ったく、日野のヤツ、しょーもないコト思いつきやがって、傍迷惑な…。 」
「香穂子を悪く言うな。
冬海さんとの話の流れでそうなったらしいんだから、仕方がないだろう。
俺だって、香穂子の頼みでなければこんなことはしない。 」
「俺だって、笙子が見たいっつうから仕方なく着てんだよ！
あんなカオで頼まれたら、嫌だなんて言えねぇだろうが、ったく…。 」
「…土浦。 」
「ああ？ 」
「おまえでも、好きな女性の言うことなら聴く耳を持つんだな。 」
「…っっっ！ よっ、余計なお世話だ！ おまえだって日野の頼みならなんだって聞いてやろうって気になるだろうが！ 」
「もちろん出来る限り香穂子の願いなら聴いてやりたい。
当たり前だろう、俺は香穂子を愛してるんだ。 」
「…………よくもまぁそんな恥ずかしい台詞を堂々と…。 」
「好きなものを好きだと言うのが何故そんなに恥ずかしい？
おまえは冬海さんを好きなんじゃないのか？ 」
「…決まってんだろ。 じゃなきゃ、付き合うわけがねぇ。 」
「では、ちゃんと言うべきことは言うべきだ。 その方が冬海さんだって喜ぶ。 」
「…説教かよ。 ちょっと自分の方が日野と付き合ってる時間が長いと思って、偉そうに。 」
「そんなつもりはない。 土浦は冬海さんにちゃんとそういうことを伝えているのかと香穂子が心配していた。
だから言ってみただけで、別に俺には関係のない話だ。 」
「……っっ、日野のやつ、それこそ余計なお世話だっつぅの…。 でも、ま、あいつは笙子とは仲がいいからな…。
そんなコト、笙子がこの俺に望むとは思えんのだが…。 」
「そうした方が女性は喜ぶものだと香穂子が言っていた。
冬海さんだって口に出さないだけでそう思っているかもしれない。 」
「……なぁ月森、おまえ日野が言ったこと、全部丸呑みしてないか？ ちゃんと一般論なのか、それ？ 」
「俺は香穂子の言葉を言っているだけだ。 一般論かどうかなんて知らない。 」
「………おまえなぁ。 」
『………！ 』
「ああ、すまない、待たせた。 」
「おう！ 当たり前だ、ちゃんと着たよ！ 今行くから急かすな！
…おい、行くぜ、月森。 」
「ああ。 ……まさかと思うが、ドアを開けたら天羽さんがいるなんていうことはないだろうな。 」
「いっ…！？ 止めろよ、そういう笑えない冗談は！ 」
「俺だって勘弁願いたいが…、ありえないとは言えないだろう。 」
「おいおい…、不吉なコト言いやがって…。
ええい、行くぜ！ 天羽のヤツがカメラを構えて待ってない事を願って！ 」
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野郎二人の着替え中の会話です。
あえて音声のみでお送りしております。(^-^)
月日＆土冬ですがいかがでしょうか。
月森くんはまだしも、土浦くんなんて余程でなければ応じてくれなさそうだしね。
きっと冬海ちゃんは、香穂子とそんな話でものすごく楽しそうに盛り上がった挙句に、『あ、あの…、どうしてもダメです
か…？』とか上目遣いで可愛らしく訊いちゃうのよ。
本人の自覚ナシに土浦くんのツボに入りまくりの可愛らしさで！(大笑)
月森くんは香穂子に拝み倒されて仕方なく応じるものの、きっと後で対価を払わされるに違いない。(^-^)
所詮、男なんてそんなモンなのよ、うん♪
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ぃえ〜い!!（≧▽≦）
美夜さんにオマケイラスト（出来はしょぼしょぼだった；；）つけたら
それにSSSをつけてくれました〜ｗｗｗ
いやもうツボですね、この野郎２人のやり取り（笑）
めっちゃイヤなのに、惚れた弱みでやってあげるというね!!
つか私が描いた２人が不機嫌そのものだからか；；
おそらく月森くんの予想通り、天羽ちゃんがカメラ構えて手ぐすね引いて待ってるに違いないね!!（笑）
お待たせしたお詫びにつけたオマケなのに
かえって私の方が得したかもしれない〜・・・よ・よろしいんでしょうか；；
つっても嬉しかったから飾っちゃうーｗｗ
美夜さん、ありがとうございました〜!!
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